横浜つづきクリニック

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クリニックブログ

読書

2020年02月29日

院長の日常

仕事に関連したブログばかりでは読んでいる方も疲れてしまうかと思いますので、今回は仕事とは全く関係のないブログです。

 

私は読書が好きです。

ほとんど活字中毒といってもよいレベルですが、読む時間があまりとれず、読むスピードも速くはないので、読書量はそれほどでもありません。

それでも週に1冊以上は読んでいると思います。

 

特に小説が好きです。

最近は開業前なので勉強のために、設計の本や人事労務の本や就業規則の本もたくさん読まなければならず、小説を読む時間をなかなか取れずにいます。

それでも時折仕事を忘れて小説に没頭している日もあります。

 

私は小説をゆっくりと読むタイプです。

急いで読むと、なんだか作者に失礼な気がするということもありますが、素敵な場面に出くわすと読み返したりするから余計に時間がかかってしまうのです。

そして好きな小説は何度も読んでしまうタイプでもあります。

 

今でこそこんなに本を読んでいますが、私が本を好きになったのは大学時代で、それまでは1年に1冊も本を読んでいませんでした。

大学時代にある本を読んで、読み終わった後になんとも言えない感覚を味わいました。

なんとなく切ないような、ものすごい喪失感を感じるような、そんなうまく言えない感覚、言葉にしにくい感覚です。

読後感ですね。

読書に全く慣れておらず、映画ばかり観ていた私にとって、読書でのその感覚は新鮮でした。

その感覚をもう一度味わいたくて本を読んでみる気になったのです。

でも何を読んだら良いのかわからなかったので、とりあえず純文学から手を出していきました。

太宰治や夏目漱石、三島由紀夫、芥川龍之介などの文豪の小説です。

そこでまず、太宰治にはまりました。

純文学とはとても思えない読みやすさで、読んでいると太宰治が旧友のような、自分が彼の一番の理解者であるような、そんな錯覚を覚えたのです。

初めて読書が楽しいと思えました。

純文学を何冊も読んだ後にエンタメ小説などを読み始めたので、そこから読書にはまっていくのに時間はかかりませんでした。

 

好きな小説の分野はめちゃくちゃです。

好きな作家もたくさんいます。

先日新しい本棚を買った際に本を移し替えるために整理したのですが、(全部は本が入らないので、泣く泣く100冊以上の本を売りました)一番本が多かったのは司馬遼太郎の本でした。

一時期歴史小説にはまって、歴史ものばかり読んでいた時期が数年あったので。

そして、数はそれほどでもないのにスペースをたくさん要したのがドストエフスキーでした。

なにせ長い話が多いので。ドストエフスキーの本は買えるものは全部買って読みました。

特に「カラマーゾフの兄弟」は3回読みました。

読む前まではお堅い作家というイメージでしたが、読んでみたらユーモア小説に近くて読みやすかったです。

レイモンド・チャンドラーも大好きで、長編は全部読みました。

「長いお別れ」は原文も含め(英語は苦手ですが)5回読みました。

 

その他はどの作家の本も数にそれほど変わりはありませんでした。

10冊以上ある作家の敬称を略してざっと並べると、村上春樹、井坂幸太郎、東野圭吾、西加奈子、恩田陸、ポール・オースター、ディッケンズ、知念実希人、北方謙三、宮城谷昌光、ジェームズ・エルロイ、百田百樹、辻村深月、高橋克彦、宮部みゆき、有川浩、川端康成、湊かなえ、ドン・ウィンズロー、中山七里、市川拓司、柴田錬三郎・・・

 

こうして並べると本当に脈絡がないですね。

そして今読んでいるのはなぜかスティーブン・キング。

本の話を始めるといくらでも話せますね。

そのうち面白かった本の紹介もしていきたいと思います。

読書

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