横浜つづきクリニック

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クリニックブログ

皆さん自分に厳しすぎませんか?

2021年01月05日

院長の日常

2021年が幕を開けました。世界中の人々が、地球の自転によって順番に、それぞれの想いを胸に新年を迎えたことと思います。

皆さんにとって、2020年はどのような年だったでしょうか。
そしてどれくらいの人が、気持ちも新たに希望をもって新年を迎えられたでしょうか。
自分の患者様方に想いを馳せると、まだまだ自分の力不足を感じてしまいます。
でも私、河原も日々アップデートしています。
2021年が皆さんにとって素晴らしい年になるように、また全力で行きたいと思います。

私にとって2020年は、まさに怒涛の年でした。
あっという間に1年がたったような心持で、2019年の秋から開業の準備を始め、2020年の年明けにはクリニックの図面案を考えたり、何人スタッフを募集するかなどを考えていたころです。
あの頃は7月の開業に向けて大きく夢を膨らませていましたが、そこに新型コロナが、まるで水のなかに落とした黒い絵の具のように広がっていき、世界を一変させてしまいました。
私たちのクリニックも機材が入らず、工事は遅れ、いつ開業できるのかもわからない状態が続きましたが、たくさんの人に力強く支えられながら、奇跡的にも1か月遅れただけで開業でき、開業してからは日々改善策を練っているうちに、いつの間にか新年を迎えた、そんな1年でした。

ところで、こうして振り返って考えてみると、皆さんは自分に厳しくしすぎていなかったでしょうか。

そう聞いて「確かにそうだったかもしれないな。」と思う方もいるでしょうし、また、「そんなことない。失敗しそうな時や気力が出ない時に自分に厳しくできなかったから思うようにいかなかったんだ」と思う方も多いのではないでしょうか。
しかしそう思う人こそ、本当は自分に厳しすぎるのではないかと、私は思ってしまうのです。

皆さんは、思うようにいかなかった時や失敗した時に、自分に対してどんな言葉を掛けるでしょうか。

例えば職場や学校で失敗した時に自分にかけるのは、「何やっているんだ俺(私)、ほんとに嫌になるな。」とか、「何度同じ間違いを繰り返せば気が済むんだ俺(私)、まったくダメダメだ。」みたいな声ではないでしょうか。

人はついつい自分には厳しい言葉を掛けてしまうもので、特に失敗した時には多くの場合自己嫌悪が混じってしまうため、殊更に自分に厳しくなってしまいます。

でも、今ここで考えてみてください。
自分の大切な人、親友や家族、恋人でも構いません、あなたがとても大事に思っている人が、失敗して落ち込んでいるとします。
そんな時にあなたはどんな声を掛けますか?

「何やっているんだお前は、ほんとにダメダメだな」なんて言いませんよね。
何か慰めるための言葉を探すのではないでしょうか。
その人が大事な人であればあるほど、何とかしてあげたいと思いますよね。
大事な人だから理解してあげたいと思うだろうし、元気になってほしいと思いますよね。

さて、あなたを一番理解している人は誰でしょう。
あなたのことをいつも考え、心から理解している人は誰でしょう。

それはあなた自身です。
あなたが一番あなたのことを理解しているし、あなたのことをいつも考えていますよね。

ですから、あなた自身が、もっと自分のことを慰めてもいいのではないでしょうか。
そんなに厳しい言葉ばかり掛けずに優しい言葉を掛けてもいいのではないでしょうか。

自分の大切な人が失敗して落ち込んでいる時にかける言葉を思い起こして、それを自分が失敗して落ち込んでいる時に掛けてみてください。
自分を慰める言葉を自分にかけてみるのです。

自分に優しくなることは、今の自分を受け入れることであり、現実を受け入れることにもなります。
自分の良いところも悪いところも認めるのです。
完璧な人間なんて存在しないのだから。

人はしんどい時ほど自分に対してきつい言葉を掛けてしまうもので、しかし、しんどい時ほど自分に優しい言葉を掛けてあげてください。
辛い時にストイックに自分に厳しくするよりも、優しくしたほうが効率が上がることは実証されています。
優しく、建設的に自分を励ましていきましょう。
最高の親友を自分の中に作るイメージです。
自分に優しい言葉を掛けることに強く抵抗を感じる方は、厳しい言葉と優しい言葉の中間を取るのもよいでしょう。

そして出来れば、自分に言葉を掛けるときにマインドフルネスを取り入れてみてください。
いわゆる瞑想です。

椅子に姿勢を正して座り、目を閉じます。
ゆっくりと呼吸を整えていきます。
息を4秒吸って2秒止めて8秒かけて吐きます。
ゆっくりと深呼吸をしながらふくらはぎからおなか、肩、首と力を順番に抜いていきます。

そしてあくまでも優しく自分に声をかけていってみてください。
自分の親友としての自分になって声を掛けていきます。

その声を掛け終わったら、「私が幸せでありますように」「私の苦しみがなくなりますように」「私の願いが叶いますように」「私が穏やかで過ごせますように」と声を掛けていきます。
これはセルフコンパッションの一つです。
なんとなくスピリチュアルな感じもするかもしれませんが、非常に効果があり、実証もされています。

失敗した時、しんどい時、落ち込んだ時に、自分に対して厳しい言葉を掛けるのはもうやめにしましょう。
そんな時こそ、自分に優しい言葉を掛けていきましょう。

建設的に考えを進めていくためには、心に余裕が必要です。
心に余裕を持つためには厳しい言葉はかえって邪魔になります。
自分の一番の理解者であるはずの自分が、自分を追い込んではいけません。
自分の中に一番の親友である自分を作り出して、自分を優しく慰めてみましょう。

それだけのことで、少し心が楽になるのを感じられると思います。
そして心に余裕を持てるようになったら、他人にも優しい気持ちを持ってみましょう。
そのほうがずっと疲れずに過ごすことができ、自分の仕事に専念することができます。効率も上がります。

自分に優しく を今年の目標にしてみましょう。

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