横浜つづきクリニック

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クリニックブログ

栄養の不足と心

2020年08月18日

心療内科

当院の心療内科では、栄養療法を取り入れています。
栄養の不足が気分障害や不安障害、発達障害までも引き起こすことは、今までのブログでも書いてきました。
外来でも栄養の話ばかりしているのに、私は料理が作れません。
どうもセンスがないようで、自分で作ったものは全くおいしいとは感じません。

しかし、採血のデータから不足している栄養素を読み取ることはできます。

栄養療法では、まず採血をします。
採血をして不足している栄養素を読み取り、それを補うアドバイスをしていくのです。

ここで料理ができればレシピなども話せるので、勉強しなければと思ってはいるのですが、どうも苦手意識が勝ってしまってい良くないですね。

私たちが特に注目する栄養素は、タンパク質、ビタミンB、ビタミンD、鉄、亜鉛、コレステロール、マグネシウムなどです。

ご自宅にある血液検査の結果を見てみましょう。
健診等の結果からもある程度は分かります。

タンパク質が不足すると、尿素窒素が低下します。
正常値に入っていても15未満は不足です。
その他にも、γ-GTが20未満、総コレステロールが180未満、総蛋白7.0未満、アルブミン4.3未満、コリンエステラーゼ280未満、クレアチニン0.7未満、ALT15未満は全てタンパク質の不足です。

ビタミンで言えば、AST17未満、ALT15未満はビタミンB6不足。
LDHが170以下はナイアシン(ビタミンB3)不足です。
ビタミンB12やビタミンDは直接測定することができます。

鉄は血清鉄やヘモグロビンが正常でも、フェリチンが50以下は不足です。

亜鉛は80未満で不足です。ALP170未満は亜鉛、マグネシウムの不足を表します。

又、1.5AGが15未満は食後に血糖が過上昇していることを示します。

それではそれぞれの栄養素が不足すると、何がいけないのでしょうか。
不足してでてくる症状を見ていきましょう。

タンパク質やビタミンBが不足すると、以下のような症状がみられます。

・集中力や記憶力が落ちる

・疲れやすい

・気力がなくなる

・筋力が落ちる

・むくみやすい

・悪夢をみる

・口内炎がよくできる

・ストレスを感じやすい

・気分が落ち込む

・音に過敏になる

ビタミンももう少し細かく言うと、B1不足で疲労、糖代謝の低下、指先のしびれなどが起きます。
B3は不足するとエネルギー代謝が落ちて疲れやすくなります。
神経が過敏になります。B6は不足すると疲れやすく、気分が落ち込みやすくなります。

鉄の不足は以下のような症状です。

・疲れやすい、息が切れる

・肌の調子が悪い、シミやあざができやすく、乾燥する。

・髪の毛が抜けやすい

・冷え性

・頭痛、肩こりが治らない

・耳鳴りやめまいが多い

・すぐに胃が痛くなる。食欲がわかない

・注意緩慢で集中力がない

・咽頭の不快感が取れない、声が小さい

・ムズムズ足症候群

・爪の形が平らでやわらかい。割れやすい

・氷を噛みたくなる

・気分が落ち込んで気力が出ない

亜鉛が不足すると以下の症状です。

・味覚がおかしい

・髪の毛が抜けやすい

・気力が出ない

・胃腸が弱い

・風邪をひきやすく、ひくと治りにくい

・物忘れがひどい

・皮膚が乾燥して荒れやすい

・気分が落ち込む

いかがでしょうか。何かに当てはまる方も多いのではないでしょうか。

栄養をしっかりと摂取していくことで、これらの症状は改善していきます。
そして採血結果の経過をみていけば、改善の有無を確認することもできます。

今までに何度も書きましたが、脳内モノアミンをしっかりと作ってぶんぴつさせるためには、タンパク質や鉄や亜鉛、ビタミン群などが必要です。

熱いうえに新型コロナの影響で運動不足になり、栄養の過不足の方が増えています。
皆さんも一度採血をして確認してみませんか。

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