横浜つづきクリニック

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クリニックブログ

花粉症改善について

2020年03月15日

クリニック

突然ですが、わたしは花粉症で大学生のころに発症しましたので、もう30年以上になり花粉症歴も長くベテランの域です。

でも今はほとんど鼻もかみませんし、マスクもせずに外を歩いていますし目も充血していません。

何故かというと、それは薬を飲んでいるからです。

 

花粉症は治療ができ、いろいろな内服薬がありますので、生活のリズムや症状の強さに合わせて薬を選べます。

内服を始めて急に症状が楽になったので、今まで内服していなかった自分を呪ったくらいです。

面倒くさがらずに病院に行って薬を飲んでいれば、あんなに苦しい思いをしないでも済んだのに……

それでも内服だけの時は、花粉の量が多いと鼻が詰まったり鼻水が出たりはまだありました。

ここ数年、シーズン中に鼻をかむこともほとんどなくなっているのは点鼻薬を併用しているからで、それに点眼薬も使っているので、目もかゆくありません。

重度の花粉症患者の1人として、花粉症の方々に声を大にしてお勧めします。

内服薬、点鼻薬、点眼薬の3点セットの治療がよいです。

点鼻薬に即効性はありませんし鼻水が出ていたり鼻が詰まっている時に使用しても、それが急に治まることはありません。

でも毎日きちんと使用していくと、徐々に効果が出てきて、そのシーズンはすごく楽になります。

自分で使っているので、その効果は保証済みです。

当院ではスギ舌下療法も行っており、これは簡単に言うと、毎日少しずつスギのエキスを取り入れることで、スギを異物と捉えないような体質に変えていくものです。

3年から5年ほどかかりますが、効果があればずいぶん楽になり花粉症のシーズンではない時から始めるのが効果的です。

 

発症した日のことをはっきり覚えています。

大学3年生の時の春で花粉症という病気が報告されたのは1963年のことですが、1980年前後から社会現象として毎年ニュースでも持ち上がるようになり、国民の認知度が高くなっていきます。

わたしが発症したのは花粉症患者数がものすごい勢いで増加していたころです。

 

忘れもしません、医学部の3年生で微生物の実習をしていた日のことです。

何の微生物を扱っていたのかは覚えていませんが、ウィルスだか、細菌だかを扱った実習を終えて家に帰る途中で唇が膨れ始めたのです。

学生の時は40分ほどかけて自転車で大学に通っていたのですが、自転車に乗っている途中から唇が気になりだし、信号待ちの時に自分の唇を触ると何だが大きくなっているような気がしました。

家について鏡で顔をみてびっくりしました!

唇の厚みがいつもの数倍になっていたのです。

それに手を洗おうと袖をめくると前腕に湿疹がたくさんできていました。

服をめくってお腹をみると、お腹にも蕁麻疹がたくさん出ていて、見たとたんにかゆくなりました。

そのうちにだるくなってきて、立っているのもつらくなってソファに座り込みました。

微生物の実習の帰りだったので、実習に使用したウィルスだか細菌だかに感染したものと思い込みましたが今考えればばかばかしい幼稚な思い付きですね。

その時は全身にきつい症状が出ていたので、こいつは質の悪い感染症だと思い怖くなったのです。

だるくて、怖くて、心細くなってソファに座って考え込んでいると、今度は息苦しくなってきました。いよいよおしまいだと思っていると、急にくしゃみの連発で、その後はどれだけ鼻をかんでも鼻水がひっきりなしに出てきます。

そのうち目もかゆくなってきましたがしばらく鼻をかんでいたら、いつの間にか湿疹は消えていました。

そして気が付いたのです、これは「花粉症」だと。

微生物に感染したのではないと安心したのは一瞬のことで、その日から毎年3月、4月は憂鬱な季節になりました。

まだ学生でしたし、病院にかかって薬をもらおうなどという考えは思いつきませんでした、とにかくどこに行くにもマスクをしてティッシュボックスを持ち歩きましたし、だるくて集中力も落ちて、ひたすら毎日が憂鬱でした。

学生の時はまだ生活に強い影響は出ていませんでしたが、医師になってからが大変でした。

わたしは外科医ですので、手術に入る必要があるからです。

手術室は確かに外や病棟に比べて確かに花粉の量は少ないかもしれませんが、症状が出なくなるほどではありません。

手術に入ってしまえば、もう顔を触ることはできませんし、手には滅菌の手袋をしていますので、清潔な部分にしか触ることはできないわけです。

当然鼻をかむなどということはできませんが、幸いマスクをしているので人からは見えませんが、マスクの下では鼻水が流れっぱなしです。

一度鼻にティッシュを詰めて手術に入ろうとしたことがありますが、口で呼吸ができるとはいえ、苦しくて死ぬかと思いました。

手術が終わって鼻をかむ時に幸せを感じるほどでした。

花粉症のつらさ、わたしにはすごくわかります。

 

何度もしつこく言いますが、わたしも花粉症です。

花粉症の皆様、どうぞクリニックにおいでください。

花粉症でつらそうな人を見るといつも思います、昔の私みたいだと。

治療すればずいぶんと楽になりますよ。

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