開院、そしてホームページ新調

大きく予定を狂わされながらも、ようやく開院することができました。
予定から3週間以上遅れ、内覧会も延期となっての7月27日の開院です。

皆様には本当にご迷惑をおかけしました。

特につづき胃腸科クリニックに通院されていた患者様は、つづき胃腸科クリニックの閉院が3月末ですので、4月から3か月以上に渡って心細い思いをさせてしまいました。
これからはしっかりと診させていただきます。

開院前の準備時間がたっぷりとあり、シミュレーションも行っていたにも関わらず、初日はやはり混乱してしまい、初日に来院された患者様方には不快な思いをさせてしまい、大変申し訳ありませんでした。

初日に混乱したことは、その日のうちに対策を取りましたので、2日目からは長く患者様を待たせることはなくなりましたので、ご安心ください。

ブログもずいぶんと長い間休んでしまい、ちょっと他にやることが多くて手が回りませんでしたが、またできるだけ書いていきたいと思います。

そしてホームページが新しくなりました。
まだ作っている途中ですが、大幅にページ数が増えています。写真も今後増やしていきます。

消化器内科、心療内科などの疾患別に説明を載せました。
わたしが外来でよく診ている疾患や特性などを、私なりにまとめたもので、今までブログにも載せてきたものも、更に細かく書いています。
わかりやすく書いたつもりですが、少し専門的すぎるところもあるかもしれませんが、でもかなり頑張って書きました。
書くのにずいぶん時間をかけてしまいました。（こんなにたくさん文章を書いたのは初めてです。）心や身体の事で気になることがある方は、読んでみてください。

やっと外来を始めることができ、又たくさんの人とお会いすることができます。
1か月患者さんが来ない場所で仕事をしていたので、こうして外来を始めて患者様たちと接すると、改めて自分はこの仕事が好きなんだなあと思います。
いろいろな人とかかわって、話を聞いて、患者様と一緒に考えて。充実した気持ちで仕事をしています。

そして内視鏡も開始し、手に馴染んだ道具に触れると、自分が生き生きしていくのが分かります。
そして実際に使ってみると、最新の内視鏡機器は使いやすく、画像も驚くほどきれいです。
やはり道具は新しい方がいいもので、操作性もぐんと上がって、新しい機能もたくさんついていました。
大きな画面に鮮明な画像や特殊な光線を当てての画像が見られるので、小さな病変も見つけられ、この大きな画面は、大腸の検査中に患者様に説明するにも見やすくて良いです。

胃カメラは、今発売されている上部内視鏡の中で、最も細いものです、以前は細い内視鏡の画像は悪かったものですが、今は驚くほど鮮明で、太いカメラに全く劣りません。
細いスコープで上手に挿入すれば驚くほど快適に受けられます。

外来は三蜜を防ぐためにも予約制としています。
初日の混乱はありましたが、それ以降はうまく機能して待合室が患者様であふれるようなことはありませんし、ソーシャルディスタンスを保ってお待ちいただけています。
（もちろん予約なしで直接来院された方も診察しています）

駐車場が分かりにくいので、現在看板を注文中で、建物の地下に駐車場があります。
駐車場のエレベーターで２階のクリニック前に来られます。
駅からの道順（２分以内に着きます）はホームページに写真入りで分かりやすく解説しています。

来週からオンライン診察も始まり、クリニクスというオンラインシステムをつかいます。
予約の時間にスマートフォンで話ができる場所にいてくだされば診察できますあい、カード決済ができ、処方薬は郵送して翌日か翌々日には到着します。
（お近くの薬局に処方箋をファックスする方法もあります）
ご自宅がかなり遠く、毎回来院するのに長く電車に乗らなければならない患者様もたくさんいらっしゃるので、うまく活用していきたいと思います。

徒歩で通勤するのは初めてで、わたしの車はマンションの機械式駐車場の一番下に１か月入ったままです。（バッテリーが心配です）

通勤していて気が付いたのですが、クリニックから家まで信号が一つもありません。
徒歩の方やお子さんに住みやすく設計された街なんだなあと思いますし、うちの子の通学路にも信号はありません。
放課後の学童にも、学童からクリニックにも信号なしで行き来できます。

これからこの住みやすい街に住む人々の便利な場所の一つになれたらと願っています。