ダイエット外来

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当院のダイエット外来について

高血圧、脂質異常症や糖尿病などの生活習慣病は、体重のコントロールが大切です。実際にBMIの数値と心血管疾患、冠動脈疾患、脳卒中、心不全の発症率は相関しています。
しかし食事制限や運動を頑張っても、思うように体重が減らないことや、一度や痩せてもすぐにリバウンドしてしまうことは少なくありません。
当院では、肥満症治療における新しい選択肢である「ウゴービ」や「ゼップバウンド」といった治療薬の処方が可能です。
これらの薬剤を補助として適切に使用しながら、生活習慣の改善を行っていくことにより、無理なく健康的なダイエットを行うことが、生活習慣病の予防にもつながります。

※本外来は自由診療(自費)となります。
※当院でのウゴービ、ゼップバウンドの処方はBMI22以上の方とさせて頂きます。
※マンジャロは、原則II型糖尿病の患者様への保険適応内の処方に限らせて頂きます。

ウゴービ(セマグルチド)、ゼップバウンド(チルゼパチド)について

ウゴービ、ゼップバウンドは、日本で「肥満症」の治療薬としてその効果と安全性が認証されているGLP-1受容体作動薬です。
ゼップバウンドはウゴービの持つGLP-1受容体作動に加え、GPI受容体も活性化させます。
医学的な減量が必要な方に対し、脳に働きかけて食欲を抑えるアプローチを行います。

ウゴービやゼップバウンドは、以下のような方にとって効果的な選択肢となる可能性があります。

1.食事制限や運動だけでは成果が出にくい方

食事や運動といった生活習慣の見直しだけでは体重減少の効果が不十分な方にとって、ウゴービ・ゼップバウンドは有効なサポートとなります。強い食欲抑制効果と、満腹感を持続させる作用に加え、脂肪分解を促進させ、脂肪消費量を増加させる作用があり、無理なく食事量を減らすことができ、脂肪代謝も亢進しますので、自然な形で体重管理がしやすくなります。
「食べる量を意識しても、つい間食してしまう」「頑張っても痩せられない」という方や、何度もダイエットに挑戦しては挫折してきた方にも向いています。

2.肥満と生活習慣病(高血圧、脂質異常症、2型糖尿病)を同時に抱えている方

肥満は心筋梗塞や動脈硬化、脳卒中の発症率を上昇させることが分かっています。また、生活習慣病(高血圧、脂質異常、糖尿病)が、その発症率と強く関連していることも知られています。ウゴービ・ゼップバウンドは体重の減少に加え、高血圧、耐糖能異常、脂質異常の改善効果が認められます。(非アルコール性脂肪肝の改善効果もあります)
なお、副作用のリスクもあるため、ウゴービやゼップバウンドの使用には医師の管理が欠かせません。安全かつ確実に効果を得るためには、処方医の指示に従いながら継続的に使用することが大切です。

ウゴービ・ゼップバウンドの主な効果

1.体重が落ちやすくなる

ウゴービやゼップバウンドの最大の魅力のひとつは、しっかりとした体重減少効果です。
例えば、10mgのゼップバウンドを72週間使用すると、5%体重減少(80㎏の方なら-4㎏)する方が94% 10%減少(80㎏の方なら-8㎏)する方が86%、15%減少(80㎏の方なら-12㎏)する方が63%であることが検証されています。

2.食欲のコントロールがしやすくなる

ウゴービやゼップバウンドの減量作用は、強い食欲抑制効果によって支えられています。食事後の満腹感が長く続くため、自然と食べる量が減り、摂取カロリーのコントロールがしやすくなります。
また、間食や衝動的な食べすぎを抑えるのにも効果的で、ダイエットが長続きしやすくなる点も大きな特徴です。胃の内容物がゆっくりと排出されることで、満腹感がより長く保たれるのもポイントです。

3.基礎代謝の改善が期待できる

特にゼップバウンドは体内の代謝機能にも働きかけます。脂肪細胞にはエネルギーを「ためる」働きだけでなく、「燃やす」働きもありますが、ゼップバウンドはその「燃焼」を促進し、熱を作り出すエネルギー代謝を活性化させる作用があります。
これにより基礎代謝が上がり、脂肪が蓄積しにくい体質へと導かれることが期待できます。太りやすさを根本から見直したい方にも向いている治療法といえるでしょう。

使用方法と注意点

投与方法

週1回の皮下注射。初回はウゴービは0.25mg、ゼップバウンドは2.5mgから開始し、4週間ごとに増量します。

副作用

吐き気、下痢、便秘、腹痛などの消化器症状が報告されています。これらの症状は、通常時間とともに軽減しますが、持続する場合は医師にご相談ください。

注意事項

妊娠中、または妊娠予定の方、授乳中の方、I型糖尿病の方は使用できません。膵炎の既往がある方や重度の胃腸障害をお持ちの方などは使用できない場合があります。必ず診察時に既往歴をお伝えください。

自己注射の方法は看護師が丁寧に説明いたしますので、自分で注射するのが不安という方もご安心ください。

費用について

ウゴービ

当院でのウゴービの使用は自由診療となります。費用は以下の通りです。

金額(税込み)
初診料 3,300円
※再診料はかかりません
0.25mg(1カ月分) 15,000円
0.5mg(1カ月分) 30,000円
1mg(1カ月分) 45,000円

ゼップバウンド

当院でのゼップバウンドの使用は自由診療となります。費用は以下の通りです。

金額(税込み)
初診料 3,300円
※再診料はかかりません
2.5mg(1カ月分) 20,000円
5mg(1カ月分) 36,000円
7.5mg(1カ月分) 50,000円
10mg(1カ月分) 60,000円

マンジャロ

マンジャロの使用はII型糖尿病患者様に対する保険適応のみとさせていただいております。

※再診時は薬剤費のみとなります。
※再診時診察後、相談のみでゼップバウンド・ウゴービの処方をしなかった際には自費再診料2,200円をいただきます。

薬剤の比較

項目 ゼップバウンド ウゴービ
主な特徴 GLP-1受容体+GPI受容体作動薬 GLP-1受容体作動薬
効果のイメージ 強い 中等度
適した対象 肥満症改善・生活習慣病改善 肥満症改善・生活習慣病予防
投与方法 週1回 週1回
仕様 1回に1本使い切り 1本に4回分入っている
針の太さ 極細
構造 針と一体で針が見えない構造 針をセットする(針が見える)
初回費用 3,300円+20,000円 3,300円+15,000円