少し大きめのポリープや、隆起の少ない平坦なポリープの切除の際に選択します。
手順としては、まず、ポリープの脇から粘膜に針を刺し、ポリープの下(粘膜下層)に水 を入れてポリープを持ち上げます。
そして持ち上がったポリープに金属製のワイヤーの輪をかけて閉めていき、熱で焼き切ります(当院では熱を用いずに行うこともあります)。
平坦のポリープはそのままだとワイヤーの輪がかかりにくいのですが、水を入れて盛り上げることによってワイヤーがかかりやすくなります。
こちらは後出血のリスクが高くなるので、クリップをかけて、切除部の粘膜をふさいでおきます。
この方法では20mmほどのポリープまで切除できます。