インフルエンザ(流行性感冒)とは、インフルエンザウイルスを病原とする気道感染症(呼吸器による感染症)です。
一般的な風邪(普通感冒)よりもはるかに強い全身症状が出るため、風邪とは分けて考えられています。
季節性(流行性)の感染症で、毎年世界各国で流行しています。
日本を含む北半球では12月から2月頃にかけて流行し、大流行した年には死亡率も顕著に高くなります。
近年の状況を見ると、日本では2018年に3,325人、2017年には2,569人が、インフルエンザによって亡くなっています。
また、アメリカでは、2017/18年のシーズンには4,500万人が感染して6万1,000人が死亡しています。