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花粉症

花粉症とは

花粉症は植物の花粉が原因となって、くしゃみ、鼻水、目のかゆみなどの症状を引き起こす季節性のアレルギーのことです。
アレルギーを起こす原因物質をアレルゲン(抗原)といい、主な花粉アレルゲンとしてスギ、ヒノキ、ブタクサ、オオアワガエリ、カモガヤ、シラカンバなどがあります。
日本国内では1961年にブタクサ花粉症が初めて報告され、以降1963年にスギ花粉症、1964年にカモガヤ花粉症と続きました。
1970年代に入るとスギ花粉症の患者数が増加し、1979年と1982年にはスギ花粉の大量飛散があり、このころから社会問題として花粉症が報道でも取り上げられるようになりました。
現在では日本人の約25%が花粉症とみられ、国民病とまでいわれています。
花粉症は治療していくことができます。
内服薬、点鼻薬、点眼薬を使用することで症状はかなり緩和します。
また、スギ花粉舌下免疫療法といって減感作する(身体をアレルゲンに徐々に慣らして症状を和らげる)治療もあり、健康保険の対象となっています。
花粉症の症状は生活の質を下げます。
しっかりと治療して、快適に過ごせるようにしていきましょう。

花粉症の発症メカニズム

人間の身体にとってアレルゲンは「異物」であり、その「異物」を排除するためにアレルゲンに対して抗体が作られます。
その後、再びアレルゲンが体内に入ってくると、粘膜にある抗体と結合してヒスタミンなどの化学物質が分泌され、アレルゲンを体外へ追い出そうとします。
涙や鼻水、くしゃみが頻繁に出るのは、アレルゲンを洗い流したり、吹き飛ばしたりするための過剰な防御反応なのです。
アレルゲンとなる花粉は、その種類と地域によって飛散時期が変わります。
たとえば、関東地区のスギ花粉の飛散のピークは2月から4月、ヒノキは3月中旬から5月中旬。
また、年ごとに花粉の飛散量は異なることから、その変化に伴い症状にも強弱があります。

ハンノキも3月の中旬から4月の中旬です。
ブタクサは8月の中旬から9月の下旬、ヨモギが9月の中旬頃。
シラカンバは北海道や東北で5月ころにピークです。
ハンノキやオオアワガエリなどのイネ科の花粉は5月から6月がピークですが、ほとんど1年中飛散しています。

花粉症の症状

① くしゃみ
鼻の粘膜についた花粉を取り除くために起こる現象です。
風邪と花粉症では症状の出方が違います。
花粉症では風邪よりも圧倒的に回数が多く、鼻水も伴い、連続して何度も出たりする苦しい症状の一つです。
② 鼻水
風邪のときよりも粘度の低い、さらさらした無色の水のような鼻水が大量に出るのが特徴です。
くしゃみをした後は特に量が増え、鼻をかんでも次から次へと出てきます。
花粉の時期は全国のティッシュの消費量が増えるほどです。
③ 鼻づまり
鼻の粘膜が腫れ、鼻から気道までの通り道が狭くなった状態です。
鼻呼吸がしづらくなり口呼吸をすることで、喉の乾燥から違和感や咳といった症状にも発展します。
体を横にすると気道の狭窄が特に強くなるため睡眠に支障が出たり、嗅覚の低下により食べ物の味が分かりにくくなって、食欲が落ちたりすることもあります。
④ 目のかゆみ、充血
風邪の症状と大きく違う点で、粘膜にかゆみが生じ、腫れて充血もします。
目をこすりすぎると結膜に傷がつき、コンタクトレンズが使用できなくなる人も多いので注意が必要です。
 そのほか、皮膚のかゆみや湿疹、頭痛、顔面痛、二次的なものとしては不眠、日中の眠気、食欲不振、抑うつなど、多彩な症状が出ることもあります。

花粉症の診断

花粉症は、その流行性と独特の症状から診断がしやすいケースが多いのですが、初めて 発症したときには、風邪の症状と見分けがつかない場合もあります。
そういった際に、確定診断として容易に行えるのが「血清特異的 IgE 検査」です。
各アレルゲンに対する抗体の量を調べることで、スギとヒノキだけにアレルギーがあるのか、あるいはブタクサなどそれ以外の花粉に対してもアレルギー性がみられるかなど、細かく検査することができます。
後述するスギ花粉の舌下免疫療法には、この検査が必須になります。

・くしゃみや鼻をかむ回数
・鼻閉(鼻づまり)の程度
・日常生活にどれだけ支障があるか
さらに、主体である症状とその重症度、眠気などの副作用の許容範囲(仕事などへの影響の有無)、薬の使用歴とその効果、その年の花粉の飛散量なども考慮し、一人ひとりに合った治療法や薬を選択していきます。
治療を始める時期は、症状が出てからではなく、出る前から開始する方がはるかに効果的で、ピーク時の症状をしっかり抑えることできます。
① 薬による治療
花粉症の症状はつらいものです。
一昔前まではマスクとゴーグルをして天気の日や風の強い日は外に出ずにやり過ごしている人もたくさんいました。
現在の花粉症の薬はよく効きます。
毎年つらい思いをするよりも、きちんと治療して快適に過ごされることをお勧めします。
薬による治療では、内服薬をベースに、症状に合わせて点鼻薬と点眼薬を組み合わせます。

・内服薬
症状を抑える強さと、主に眠気の副作用のバランスを考えて薬の種類を選択します。
抗ヒスタミン薬を中心として、抗アレルギー薬やステロイド薬などがありますが、1種類の内服で治療を行うのか、複数の薬を併用するのかは症状の強さによって変えます。
飲みやすさや1日の内服回数なども考慮します。

・点鼻薬
鼻の症状の強さにより内服薬と併用します。
即効性はありませんが、毎日きちんと使用することで、数日でかなり症状が楽になるほか、目のかゆみにも効果があります。

・点眼薬
目のかゆみの症状がある場合、内服薬との併用を考えます。
1日の使用回数、コンタクトレンズの使用の有無なども考慮の上、選択します。
② スギ花粉舌下免疫療法
少量のアレルゲンを症状が出ない程度に体内に入れ、徐々に身体を慣らしていくことによって、実際に多くのアレルゲンが体内に入ってきたときの症状を抑える治療法です。
この治療により、長期にわたっての症状の緩和が期待できます。
前述した「血清特異的IgE検査」で、スギ花粉に対するアレルギー性が確認されていることが治療を受ける条件になります。

・使用する薬
シダキュア2000(初回のみ)、シダキュア5000(2回目〜)。
スギ花粉エキスが成分とする薬で、舌の下に錠剤を置き、溶かして服用します。

・主な副作用
口の中の浮腫やかゆみ、違和感、喉の刺激感、不快感、耳のかゆみなどがみられることがあります。

・治療スケジュール
アナフィラキシーのような急性で重篤な副作用もあるため、初回の投与は必ず医師の前で行います。
花粉症のシーズンを外し、症状の出ていないときから開始します。
2回目(初回投与から8日目以降)からは自宅での投与になりますが、1日1回、花粉の時期以外にも毎日服用することと、月1回、通院しての経過観察が必要です。

・治療期間
3年から5年ほど、継続して行うことが推奨されています。

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