電話予約のみとなります。" />
予約時間の10分前にご来院ください。
初診診察のために時間を空けておりますので、時間厳守でお願いいたします。
① 問診表記載
問診の際に参考とさせて頂く簡単なものです。
② 背景問診(所要時間30分~40分)
当院では背景問診を重要視しております。
問診により大まかな病状を把握いたしますので、
家族関係から仕事や学校の環境、プライベートについても細かく聞かせていただきます。
これは医師、もしくは看護師が担当いたします。
③ 医師診察(所要時間約30分)
背景問診をもとに、医師の診察を行います。
ここで病状に対する解釈や、
今後の治療方針について説明いたします。
心療内科領域においては、一般身体内科のように一つの確定診断が下るものではありません。
気分障害や不安障害は併発することも多々ありますので、医師による病状の解釈になります。
また、病気とは異なる特性、HSPやパーソナリティー障害などの傾向の有無も、
診察にて判断して説明いたします。
当院ではなるべく内服に頼らない治療を信条としておりますが、
内服を要する場合は、その効果や使用方法、
副作用などについても細かく説明いたします。
④ 採血検査 心電図検査
(お待ち時間によっては医師診察の前に行うこともあります)
身体疾患から抑うつや動悸などの症状を起こすものがありますので、除外のために検査を行います。
また当院では栄養療法を行っております。
おおよその不足栄養素を採血の結果から推測しそれを補充することにより、不安の軽減や抗うつ効果が望めることがあります。
精神療法と栄養療法が非薬物療法の大きな柱となります。
⑤ 次回予約
2回目の予約は可能であれば7~10日後くらいにお取りください。
お薬を処方した場合は特に副作用の確認などもございますので、早めのご予約をお願いいたします。
2回目からは、予約時間にご来院ください。
2回目の診察では、初診時の採血結果の説明や、
お薬が処方されている場合は副作用の確認などを最初に行います。
気持ちの変化や体調の変化をお聞きして、病状に合った精神療法を行っていきます。
場合によって、患者様に課題を出させていただくこともあります。
治療は医師1人で行うものではなく、患者様と2人で(場合によりご家族も一緒になって)行うものです。
医師と患者様が同じ方向を向いて一緒に歩んでいくためには、
患者様のご協力が不可欠になりますので、よろしくお願いいたします。
3回目以降は、患者様の病状により診察の進め方は異なりますが、1回の診察で、
一歩でも前に進んでいけることが大切です。気分や不安の度合いには波があります。
調子が良い日が続いたと思えば、調子が悪い日が続くこともあります。
人には、調子が良い時に一緒に喜んでくれる人の存在が、
そして調子が悪い時に一緒に悩んでくれる人の存在が必要なのです。
短い診察時間ではありますが、その間医師は、患者様の話に心から耳を傾け、
解決策を一緒に考えていきます。
患者様の病状に合わせて目標を設定して、課題について話をしていきます。
焦らないことと、諦めないことが大切です。