こんにちは、髙杉です。今日は、私の日常の話をします。

はじめに

2月になって、一段と寒さが厳しくなってきましたね。 
今日はせっかくの2月14日なのでバレンタインの話をしようかと思ったのですが、 
あまりにもネタがないのでやめます。チョコの食べすぎは控えましょう。
代わりに今日もまた、私の健康習慣の話をします。 
といっても今回は、医学的なお話はほんの少し。
寒さに身体も心もこわばりがちなこの季節、 
はっきりした証拠はないけれど個人的に気に入っている、 
血行が良くなっている「気がする」冬の過ごし方を3つ、ご紹介します。

① サウナ、水風呂、外気浴

言わずと知れた、王道の健康法ですね。 
今年に入ってからサウナがマイブームで、毎週のように通っています。
身体を洗ってサウナに入ると、ほっとする暖かさ。 
しばらくすると滝のように汗が出てきて、心拍数が上がってきます。 
安静時の2倍くらいの心拍数になったところで、キンキンに冷えた水風呂へ。
極限の熱さからの極限の冷たさに、 
体内では交感神経が強く刺激され、アドレナリンが放出されます。
これで整う準備は万端、あとは裸で外に寝転がるだけです。
自律神経は比較的すばやく反応するため、 
外気浴に入ると一気に副交感神経優位に傾きます。 
一方でアドレナリンは代謝されるまで少し時間がかかるため、 
神経はリラックスしているのに、身体の内側には覚醒感が残る。
このギャップが生み出す独特の感覚が、いわゆる「整い」なのだと思っています。
気持ちよすぎてみなさんにも味わっていただきたいところですが、 
循環器系や自律神経系に比較的大きな負荷がかかるため、無理は禁物。 
持病のある方や不安のある方は、まず主治医に相談してから試してくださいね。

② 『みらいのしょうが』

商品名を出してしまいましたが、PRではありません。 
要は乾燥ショウガの粉末です。
乾燥・加熱されたショウガには、ショウガオールと呼ばれる辛味成分が多く含まれ、 
これは温度や痛みを感じる受容体を刺激することが知られています。
実際の血流がどれほど変化するかは別として、 
身体が「温かい」と感じやすくなる仕組みは説明できそうです。
いろいろ試しているのですが、「みらいのしょうが」という商品が、
味、温まり具合ともに強烈で、いちばんのお気に入り。 
紅茶などの温かい飲み物にほんの少し入れるだけで、 
身体が内側から一気に温まる感じがします。
ちなみに私とショウガの出会いは10代。 
難病で長期入院していたとき、 
「ショウガを飲んで身体を温めれば万病が治る!」みたいな内容の、
超絶怪しい健康本を親戚が差し入れてくれたのが始まりでした。
それ以来、医学的な根拠はなさそうだと思いながらも、 
体調が悪くなるととりあえずショウガに頼る、
ゆるいショウガ信者を続けています。

③ 『シャクティマット』

一般に「ニードルマット」と呼ばれるこの健康グッズ、 
初めて知る方も多いのではないでしょうか。
画像を調べていただくとわかりやすいのですが、 
トゲトゲのプラスチック針が無数に生えているマットです。 
このマットに裸で寝転がります。ものすごく痛いです。
初めて使ったときは、あまりの痛さに 「何かの間違いでは?」と思いました。 
背中の皮が破けて、マットが血だらけになっているに違いないと本気で思いました。 
血は出ていませんでしたが、背中は真っ赤になり、点々と跡が残っていました。
このマット、インドのヨガ行者が剣山の上にあぐらをかいてなにかを超越する、
あの修行から着想を得ているとかいないとか。
ブログを書くにあたり調べてみたところ、
  • 痛みに意識を奪われず、感覚として観察する訓練
  • 強い刺激によるエンドルフィン分泌と深いリラックス
  • 血流促進や筋緊張の緩和、ツボ刺激
などを目的とした修行らしいです。 
究極の「不快感の居場所づくり」と言えるかもしれません。
ここ半年ほどは、朝の筋トレ後に汗を拭いてマットに横たわり、 
15分ほど瞑想するのが、出勤直前の欠かせない習慣になっています。 
寝落ちして遅刻しないか心配になるくらい、 
慣れると気持ちよくなってくるから不思議です。

おわりに

今回は、万人向けではないけれど、 
私が気に入っている健康法を、 
王道からちょっと変わったものまで3つ、ご紹介しました。
普段の診療では医学的なエビデンス(根拠)を大切にしていますが、 
「気持ちいい」「おいしい」「なんだか元気になる」 
そんな理由で続ける健康法があっても、いいのかなと思っています。
ただし、医学的に明らかに有害なものや、 
費用がかかりすぎるものは別です。
民間療法に迷ったときは、ぜひ一度ご相談ください。 
一緒に、効果とコストを冷静に確認しましょう。
みなさんにも、お気に入りの健康法はありますか? 
よかったら診察のときに、ぜひ教えてください。